Modの適応範囲について

Modを適応させた際にどの種族や性別に適応されるか、わかりにくい説明を長々とします。オタク向けです。自分でModを移植した際に他種族、他性別と競合してしまった場合に参考にしてみてください。

TexToolsの種族と性別の表記を今回は以下のように書きます。
Hyur Midlander:ヒュラ
Lalafel:ララ
Roegadyn:ルガ
Male:♂
Female:♀
その他種族についても略称を使います。

各種族とテクスチャ、3Dモデルの関係

FFXIVには様々な種族があり、性別もそれぞれあります。

しかし、テクスチャや3Dモデルはすべての種族に対して用意されているわけではありません。

以下の画像をご覧ください。(出典:Moving / Porting Gear (TT2) )

このチャートは、別に用意されていない限り、上にある種族のテクスチャや3Dモデルが下にある種族のテクスチャや3Dモデルに使われていることを意味しています。

例えば、装備品のうちルガ♂用の3Dモデルを変更すると、ロスガルの3Dモデルにも適応されます。ヒュラ♂やミコッテ♂などの3Dモデルには適応されません。

装備品に用意されている要素とその例

基本的な装備品

実際の装備品では、基本的には1つの装備に対して、1つのテクスチャと、4つの3Dモデルが用意されています。

テクスチャは、ヒュラ♂の1種類のみ用意されているものが多いです。

これは

  • ヒュラ♂用の装備品のテクスチャがすべての種族の装備品のテクスチャ

に使用されていることを意味しています。

3Dモデルはヒュラ♂、ララ♂、ルガ♂、ヒュラ♀の4種類が用意されているものが多いです。

これは

  • ヒュラ♂の3Dモデルがヒュラ♂、ハイラン♂、エレ♂、ミコッテ♂、アウラ♂の3Dモデル
  • ララ♂の3Dモデルがララ♂とララ♀の3Dモデル
  • ルガ♂の3Dモデルがルガ♂とロスガルの3Dモデル
  • ヒュラ♀の3Dモデルがララ以外のすべての♀の3Dモデル

に使用されていることを意味しています。

例外の装備品

しかしながらすべての装備品が1つのテクスチャと4つの3Dモデルで構成されているわけではありません。例を2つ。

ヴァンパイアベストにはテクスチャは1種類(ヒュラ♂)、3Dモデルは7種類(ヒュラ♂、ララ♂、ルガ♂、ヒュラ♀、に加えてハイラン♂、アウラ♂、アウラ♀)が用意されています。

  • ヒュラ♂のテクスチャを変更すると、基本と同じくすべての種族の装備品のテクスチャに適応されます。
  • ヒュラ♂の3Dモデルを変更した場合、ミコッテ♂、エレ♂にも適応され、他の種族には適応されません。
  • ヒュラ♀の3Dモデルを変更した場合、ミコッテ♀、エレ♀、ルガ♀、ヴィエラにも適応され、他の種族には適応されません。

ラザハンカルゼ・オータムシャツには、テクスチャは2種類(ヒュラ♂とヒュラ♀)、3Dモデルは6種類(ヒュラ♂、ララ♂、ルガ♂、ヒュラ♀に加えてハイラン♂、ララ♀)用意されています。

  • ヒュラ♂のテクスチャを変更しても、ヒュラ♀とその下位の♀の装備品のテクスチャはヒュラ♀のテクスチャを参照するので適応されません。
  • ハイラン♂の3Dモデルを変更すると、ハイラン♂のみに適応されます。
  • ララ♀の3Dモデルは、チャートを上へ見て一番近いのがヒュラ♀なので、ヒュラ♀のテクスチャを参照します。(ララ♀だけは複雑です)

Modの適応範囲

長々と書いてしまいましたが、つまり、Modの適応されるテクスチャや3Dモデルの種類によって、影響が出る種族や性別が異なるということです。

もし自分で移植する際に、ヒュラ♀のModをアウラ♀で使いたい場合、移植先の装備品にアウラ♀の3Dモデルがあるとうまくいきません。(ですが大体の装備品にアウラ♀の3Dモデルがあることは稀なので大体うまくいきます。)

逆にアウラ♀にのみ適応させたいと思っても移植元にアウラ♀の3Dモデルでなければ、移植先がアウラ♀の3Dモデルだったとしてもうまくいきません。

他種族や他性別と競合してそちらの表示がおかしくなってしまう場合や、自分でModを移植する際の移植先の選定にこの知識があるとスムーズに進むかもしれません。

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