Penumbraの紹介【2022/09/28更新】

FFXIVのModを利用するのには、今まではFFXIVTextoolsを利用する必要がありましたが、Penumbraを使えばまた別の方法でModを利用することが出来るようになります。
Penumbraの機能と、利用方法を紹介しようと思います。

この記事はModの使用を推奨する記事ではありません。
外部ツールの使用は利用規約違反で、BANされる可能性があります。
外部ツールを使用していることを公言したり、Modを使用したSSなどを自身と関連付けられるように共有することはくれぐれもやめてください。

Penumbraとは

PenumbraはXIVLauncharのアドオンの一つで、Modをゲーム起動中に導入したりON/OFFを切り替えたり、Modを適用する範囲を指定することができます。

Textoolsの場合、導入したModは自分のゲームクライアント上で表示されるすべてのアセットに適応されます。高品質のテクスチャModなどを利用している場合はPCに負荷がかかりすぎてFFXIVがCTDする場合がありました。また、Modの導入やON/OFFの切り替えに一旦クライアントを落とす必要がありました。

Penumbraの場合、例えば自分のキャラクターだけにすべてのModを適応させて他のキャラクターはMakeupModやHairModのみ適応させる、など範囲を狭めることで負荷を少なくさせたり、ゲーム内のテキストコマンドでいつでもON/OFFを切り替えることが出来るようになります。
また、複数のModが同じ装備に影響する場合でもModの優先順位を変えたり、Collectionという機能を使うことにより、どのModを利用したいか切り替えることも出来るようになります。

Penumbraの導入

XIVLauncharやDalamudについては省略します。導入するに当たって、各種アドオンを利用できるようになっている状態になっていることを確認してください。

下はPenumbraのGithubのURLです。このページのInstallingにあるURLをDalamudの設定からカスタムリポジトリに貼り付けることで利用できるようになります。

GitHub – xivdev/Penumbra: FINAL FANTASY XIV modding, but actually good this time

Penumbraの設定

Dalamudのメニュー、もしくは/penumbraのテキストコマンドで設定を表示させることができます。

最初にSettingsタブでPenumbraで使用するModの展開フォルダを指定してください。
ある程度容量の余裕があるドライブを指定したほうがいいと思います。

 

使用方法

その後はTexToolsでModを利用する方法と大差ありません。
ModsタブのインポートボタンからTTMPファイルをインポートして、Enabledをチェック、複数のModが同じ装備に干渉している場合、Priorityで優先順位を設定します。

Modを削除する場合は削除したいModを選択してからCtrl+Shiftを押しながらゴミ箱ボタンをクリックすれば良いです。

Settingsタブ
Modsタブ

Collectionsタブでは有効にしたいModのセットを作ることができます。

Collection Settingsから適当な名前をつけてCreate New Empty Collectionをクリックすると新しいコレクションが、Duplicate~を押すとCurrent Collectionと同じ内容のコレクションの複製ができます。

コレクションの内容を編集するにはModsタブに戻って、右上のプルダウンメニューから編集したいコレクションを選択、そのコレクションで有効にしたいModを有効にしていきます。

またActive Collectionの設定から、適応させたいコレクションを指定していきます。

Default Collectionで指定するのは全体に適応させたいコレクション、
Create New Character Collectionでは適応させたいキャラクター名(姓名・ワールド名は不要)を入力することでそのキャラクターに適応させたいコレクションを指定することができます。

コレクションで使うModを有効に
適応させたいキャラクターとコレクションを選択

基本的な使い方は以上です。

最後に、SettingsのEnable Modsを有効にするとゲーム内に反映されます。
また、/penumbra toggleのテキストコマンドでON/OFFの切り替えができます。マクロに登録しておくと便利です。

他にも適応させたいテクスチャの変更(gen3とbibo+などのボディーテクスチャがModの指定するボディーテクスチャと異なる場合の修正)など、機能がありますが少しマニアックなのでまたの機会にします。

【2022/09/28更新】

アップデートで適応先を詳細に選べるようになりました。

自キャラの姓名を入力しなくても、Character Groupsの項目からYour Characterを選ぶと自キャラに適応させたいコレクション、他にも種族に適応させたいコレクションやNPCに…など選べるようになりました。

特定のPCやNPCに適応させたい場合は従来どおり、Individual CharacterでPCやNPCの名前を入力してから使いたいコレクションを選択します。

適応先を設定

蛇足:おすすめプラグイン

Modを使用する上でハイヒールのModがありますが、それはXIVLauncharのHeelsPluginというプラグインを使用することを前提に作られています。

GitHub – LeonBlade/DalamudPlugins: Contains the repository JSON file for my Dalamud Plugins for third party plugin support.

やることは単純でその足装備を履いているキャラクターを少し上に浮かせることだけです。

Penumbraとは違ってその装備を着ているキャラクターは全部が少し浮いている状態になってしまいますが映えるので個人的にはオススメです。

Penumbraと同じく、カスタムリポジトリを追加すると使えるようになります。

コメント

  1. 更新いただきありがとうございます。導入でとても参考になりました。
    ひとつご質問なのですが、例えばbody差し替えA-Modを導入した際に脚はA-Modバージョンで胴のみB-Modという風にすることは難しいでしょうか?
    優先順位で可能かと思いましたが、TTMP2ファイル自体が体全体をカバーしているため部位部位ではできませんでした。

    • サイトの主ではないですが
      ttmpはボーンの動きと、モデル、ボディのテクスチャが基本全身ワンセットになっているので
      ちょっと難しいかもしれません

      ですがエンペラーズニューローブ等で装備中だけ変更するみたいなことは
      可能だと思います

  2. いつも詳しい解説ありがとうございます
    Anamnesisツールの導入やDLしたポーズの使い方解説もこっそりお待ちしてます

  3. とても使いやすいですね
    TexTooleから乗り換えるには十分な性能でした
    これはttmpのエクスポート機能の様なものはあるのでしょうか

    • エクスポート機能はありません。
      なので自分好みにModpackを作って編集したいとなるとTextoolsも合わせて使う必要があります。

  4. めちゃくちゃタメになりました!
    もし良ければ文中でおっしゃってた自キャラだけに反映させる方法を知りたいのですが、ご教示願えませんでしょうか?

    • 従来より簡単に自キャラにのみ適応させる方法が追加されましたので更新しました。

      • とてもわかり易く解説していただきありがとうございます!

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